【ワイス・ヴィンヤーズ/グリューナー・ヴエルトリナー2024】

今週のグラスワインです。アメリカニューヨーク州のフィンガー・レイクスで作られる白ワイン、ワイス・ヴィンヤーズが作るグリューナー・ヴェルトリナー2024です。
グリューナー・ヴェルトリナーはオーストリアを代表する白ぶどうです。やはりヨーロッパでも内陸の冷涼な気候に適している品種といえます。
オーストリアのものと比べると優しい口当たりの印象があります。やや青みのある柑橘系やハーブの香りでしっかりとしたミネラル感も感じられます。綺麗で伸びやかな酸味が特徴的で野菜や魚介をシンプルに茹でたり、ソテーしたり、揚げたものなどと合わせると口の中がすっと洗い流されたようにリセットされます。
とてもドライで食事と共に楽しみたい白ですね。ワイン単体でという方には近年流行の「ミネラル系辛口白ワイン」としてとても楽しめると思います。
なお、ご家庭で楽しみたいという方はこちらの通販サイトからお買い求め可能です。玄人好みのワインがお好きな方はぜひご覧ください。
https://heathwick.theshop.jp/categories/5903513
【ワイス・ヴィンヤーズについてby店主】
ワイス・ヴィンヤーズのオーナーはドイツのモーゼルのワイナリー出身でカリフォルニアに醸造学を学びに留学し、故郷に近いテロワールを求めてフィンガーレイクスにワイナリーを設立しました。
温暖化によりドイツでも昼夜の寒暖差が少なくなってきて昔ながらドイツワインが作りにくくなってきていると言われていますが、高緯度で冷涼なこの地が故郷ドイツのぶどうを育てワインを作るのに最適と判断されたようです。
カリフォルニアでモダンなワイン作りを学んだ方だけあって、香り、果実味ともに明確に仕上げられています。一方でニューワールドのワインにありがちな単に味の強いばかりのワインではなく、ファインレストランの食事に合わせたい洗練された辛口に仕上がっています。
またドイツのモーゼルに近いテロワールを再現するかのようなアルコール度数が11%〜12%台と比較的繊細なボディ感で作られており、同様に繊細で伸びがよく最後にスッと消えてなくなるキレのよい酸も存分に堪能できるワインを作る優れた生産者だと感じます。