節目のご挨拶
千日の修行を「鍛」といい、万日の修行を「錬」というならば、我々未完の料理人が務めるべきは、そう、即ち「鍛錬」。
先日、神田に実店舗を開いてから2度目の「鍛」が終了しました。
これも常連のお客様はじめ、取引先、友人知人、家族のみな皆様が私を暖かく見守り、支えてくださったおかげにほかなりません。この場を借りまして改めて御礼申し上げます。
さて、あまりにも日常すぎる安飲み屋街「神田」において、許される範囲で自分の目指すところを示すいくつかの試みを、儲かろうが儲からなかろうが5年以上継続するという「荒行」がひと段落。かなり厳しい条件を設定してやってきたので、次なる「鍛」への基礎体力は充分ついてるはず。
現在、時折ランチを休んで色々な下準備をしております。人手不足もあり気が付かないほど緩やかにですがより良きお店に向けて変化を続けていますので、これからも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
ステラコリス店主