やはり火加減、塩加減は大切ですね
一般的に街場のイタリアンは前菜をちょこちょこっと食べてパスタかピザ食べて終わり。セコンドピアット(メイン料理)まで召し上がることはないようです。
食べない理由は色々あるかと思います。ひとつはお肉なりお魚は「焼きっぱなし」で料理としてつまらない。さらには美味しくない。リストランテクラスのお店でなければそんなお店が多いのも確かです。
写真はサンプルですが「食材の持ち味を各調理技法の特性と組み合わせて最大限に活かす」を信条とする僕が単なる国産若鶏(ブロイラー)のもも肉をグリル(仏:グリエ、伊:グリッリア)にしたものです。
もちろんステラコリスの通常営業のアラカルトメニューでは、各種軍鶏(掛け合わせ種含む)や名古屋コーチンなどの地鶏、大山鶏などの銘柄鶏になります。
この単なる国産若鶏がどれだけ美味しいのか?は、これを食べたスタッフが知ってたりします。
少しハーブを効かせて、フリウリかトレンティーノあたりの清々しい香りのソービニョンブラン。あるいはミネラル感のある上質なトレッビアーノかピノグリージョと合わせて食べたい。
そろそろ準備に取り掛かりつつありますが、そんな食べ合わせができるお店にしていきたいと考えております。
オーナーシェフ兼シニアソムリエのステラコリス店主の独り言