【9月のおすすめ】マンガリッツァ豚のグリル
東欧のハンガリーで食べる国宝とされる豚です。久しぶりの取り扱いです。過去のブログでも紹介しているので検索してみるのもいいかも。
部位は適度に脂のかんだ肩ロースです。スペインのイベリコ豚と同様に脂の融点が低くサラッとした口溶けでコクがあるのにしつこくないですね。
更にグリルで余分な脂を落としながらこ焼くのでヘルシーでいて、香ばしい焼き目と香りが食欲をそそります。
更に国産の有機栽培レモンの塩レモンを添えてあるので、薬味としてつけて召し上がっていただければよりさっぱりといただけますよ。
中肉本来の味わいを楽しむため、余計な甘さの無いトスカーナあたりの中重口以上の赤ワインと相性がいいです。
皆さんのご予約をお待ちしております。
店主
【8月のゲストチーズ】白カビ系
今月のゲストチーズです。北イタリアベネト州の白カビ系チーズ「ネーベ•デル•グラッパ」です。名前の通りベネト州の内陸部グラッパの産地で作られるチーズです。
クセがなくむっちりとした食感の食べやすい白カビ系チーズで、ワイン全般に合いますよ。
写真の通りフレッシュで真っ白なカビが表面を覆っていて、指を弾きかえすような弾力があります。中身はやや黄みがかったアイボリーで多孔質です。
これ熟成させたらどうなるんだろ?カマンベールみたいに表面がオレンジがかって中身はトロトロになっていくんだろか?
一部を観察しながら熟成させていますのでうまく熟成したら9月、10月にもこっそりご提供致します。
上手く熟成させられたら、こいつをチビっと舌に乗せて旨みと熟成香を楽しんだら、同じ土地で作られたグラッパをチビっと呑って悶絶。酒呑みのためマリアージュを楽しめそうだ。
おお、それは!と思った左党は9月の下旬から10月をお楽しみに。
先に売り切れたらごめんなさーい。
店主
【8月のおすすめ】コクうまトマトのカッペリーニ
シンプルですが「絶対美味」の領域です。
コクうまトマトは久松農園から夏場に1度か2度だけ出荷されるイタリアのサンマルツァーノタイプのトマトです。
このトマトは本来缶詰のトマトの水煮の原料になるものです。皮が厚くて赤色が濃く、味がしっかりと濃いトマトで加熱調理向きとされています。
しかし、せっかく採れたて新鮮なものが届くので皮を剥いてザク切りにし、ニンニクの香りを移したたっぷりのオリーブオイルにバジルと一緒に放り込んでざっと火を通してフレッシュ感を残してシンプルに仕上げます。うーん、トマトの濃厚な果肉のゴロゴロ感がたまらん。
塩とコショウだけで味を整えただけで、このトマトソースとしての過不足ない味わい。
水煮のトマトでもなく、普通のフレッシュトマトでもない、もちろん甘さ勝負のフルーツトマトでもこの味は出ない。年に一度のトマトソース。味合わずしてトマトソース語るべからず(笑)
8月は特殊な月なのでその時手に入る食材で色んな料理をちょこっとずつしか仕込んでないので、ブログで食べたいものがあればご予約の際に確認してみてください。
みなさんのご予約お待ちしております。
店主