【店主の日記】震災から5年が経ちました

みなさんこんにちは

ステラコリス店主でございます。

2011年3月11日の東日本大震災から5年と3日が経ちました。

この場を借りて改めて震災で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りします。

震災の時に妻のお腹の中にいた息子も間もなく5歳になり、家族ももう1人増えました。震災のドタバタから今にいたるまであっという間の5年間でした。

いま家族そろって元気に生活できていることにとても感謝しています。

下記は震災直後のブログの記事の引用です。私自身も読み返して定期的に当時のことを思い出し、防災、減災の意識を高め、お客様の安全を確保することの重要性を再確認しております。

去年(2015年)は家族の入院などが重なって時間的にも体力的にも厳しく余裕がありませんでしたので省略させていただきましたが、記憶を風化させない為にも毎年掲載しています。また今年は耐震、防災、減災の対策をできる限り具体的に進めようと考えております。

大震災の節目のご挨拶として

ステラコリス店主

〈以下 2011年3月11日のブログの転載〉

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私、ステラコリス店主はケガもなく無事です。

携帯、携帯メール、一般電話が通じないので、HP上でお客様、スタッフのみんな、私の愛する家族に現時点での安否を報告します。

店内はワイングラス、ワインボトルなどが割れ床に散乱しており、それを片付けております。このまま揺れが収まれば営業は可能ですが、日本国内に多大な被害をもたらし、東京都心に居られる方であってもご親戚やご友人が震災に巻き込まれていることもあるかと思います。ご自宅の状況も心配かと思われますので、本日ご予約をいただいているお客様は当方に連絡なくキャンセルしていただいて結構でございます。

どうかこういうときこそ周囲の人と力をあわせて無事に家に帰りましょう。私はしばらく後片付けをしながら様子を見てどうするか判断いたします。

店主

<追記>

今回の震災で多くのことを学び、考え、心がけるようになりました。この記事は私の安否確認のため関係者に向けとっさの判断でブログに書き込んだものですが、この日この時に芽生えた災害に対する心構えを後々の人生においても忘れぬよう店主の日記として保存することにいたしました。

写真は震災によって棚のグラスやワインが割れた様子 (店主)

【3月のおすすめ】桜ロワイヤル

  
3月のおすすめチーズ『桜ロワイヤル』です。

フランス産カマンベールを2日間桜のリキュールに漬け込み、桜の葉で包んだチーズです。

桜のとてもいい香りがします。春の訪れを感じさせる一品です。

店主

【3月のおすすめ】生桜えびのカルパッチョ

  
みなさん、こんにちは。だんだんと春めいてきましたね。食材も冬のものから春のものへとじょじょに移り変わるのがこの3月です。

写真は生の桜えび。塩とオリーブオイルだけのカルパッチョです。今回は香草のディルの香りをプラス!

とろんと甘い桜えびをプレアンティパスト(お通し)としてお出しします。

一応入荷ある時のみとさせてください。なるべく切らさないようにしますのでお楽しみに。ピザやパスタへのアレンジもオッケーですが、生食用は生が一番ですよね!

では皆様のご来店お待ちしております。

【店主の日記】ガリあじキター!

  
高知に住む先輩のなべさんから差入れ入りました〜♪

龍禾(りゅうか)さんの『ガリあじ』です。

ガーリックがビシバシ効いたあじフライ。名付けて『ガリあじ』です。高知を代表する(?)お魚を使ったB級グルメです。

写真じゃ伝わらないかなぁ〜。見た目よりもかなりデカイんです。

これをつまみにビール、ビール。

うたい文句通り、ソース要らないですよ。ご飯のおかずとしてもどうぞ。

で、このガリあじなどを東京で楽しめるイベントがあるそうなのです。

名付けて『Fish-1グランプリ』3月6日@日比谷公園 http://www.pride-fish.jp/F1GP/  家族サービスの名目で行ってみようっと。皆さんも是非どうぞ。

店主

【2月のおすすめ】レイザークラムのソテー

  
2月のおすすめです。オランダ産のレイザークラムのソテーです。

レイザークラムは日本ではマテ貝と呼ばれていてサイズの良いものは高級食材として扱われています。

潮干狩りで砂地に縦に埋まっている細長い貝ですね。

熱々のフライパンにオリーブオイル、にんにく、塩、黒胡椒でソテーしてレモンをジャッと絞りかける。うーん、シンプル。パセリの代わりにチャービルをふって。さあ、パクついて下さい。ビール、スプマンテ、フレッシュな白ワインとよく合いますよ。

繊細な白ワイン蒸しよりもかなり強めの味付けになりますが、野趣あふれるプリミティブな調理法もたまにはいいですよ。

店主

【2月のおすすめ】あん肝のテリーヌ

  
あん肝のテリーヌもあと少しになってきたのでおつまみメニューとして大放出です。

あま〜い新玉ねぎが手に入るようになったのでスライスした新玉ねぎと自家製のゆずポン酢ジュレでさっぱりとした冷前菜として。

冬のあん肝と柚子、春の新玉ねぎ。ちょうど冬と春の境い目の今だからこそ楽しめる一品です。

最初の1杯目のはずのビールが2杯目もビールになったりしてw

では、他にも人気手打ちパスタ『ピチ』など盛りだくさんで皆様のお越しをお待ちしております。

店主

【2月のおすすめ】エゾジカのグリル

  

2月のおすすめです。エゾジカのランプ肉のグリル 赤ワインソースです。

ジビエ(狩猟肉、イタリア語でカッチャジョーネ)って食べたことありますか?

近年増えすぎた鹿や猪といった害獣の駆除から食肉への有効活用が盛んで比較的手に入りやすくなっていますね。

今回はエゾジカのランプ(背中からお尻に続く部位)をご用意し、写真のように肉汁滴るミディアムに焼き上げます。スーゴディカルネ(お肉の出汁)にスパイスを効かせた甘みとコクのある赤ワインソースで召し上がってください。

そのまま食べたら鹿肉とは気づかないかも!

通常のメイン料理よりも量を控えめにしてジビエ未経験の方にとって試してみやすい量とお求めやすい価格にしてありますので、まだジビエを食べたことない方にはぜひこの機会に味わっていただきたいですね。

コクのある赤ワインもご用意してお待ちしております。

店主

【2月のおすすめ】里芋のグラタン

  
2月のおすすめメニューです。

4種チーズと有機里芋のグラタンです。久松農園の有機里芋も間も無く終了なので、里芋のニョッキ以外の料理を作ってみました。茹でて裏ごししてグラタンに。

たっぷりのチーズに炒めた玉ねぎとベーコンを加えて里芋でつないだ記事をグラタン皿に敷き詰めて焼きます。

元はフリーコというジャガイモを使った「チーズおやき」のような郷土料理のアレンジです。

素朴でいてチーズたっぷりでコクがあって身体が温まりますよ。

白ワインでも軽めの赤ワインでもよく合いますね。

今週は月中で比較的空いています。皆様のご予約お待ちしております。

店主

【2月のおすすめ】こだわりコスパ赤

  
2月のおすすめのこだわりの赤ワインです。

白に続いて赤も北イタリアの銘醸地ピエモンテ州から。

ここ数年で多くの方が気軽にワインを楽しむようになりました。チリや南アフリカ、アルゼンチンといったニューワールドと呼ばれる新興ワイン産地で作られるフレッシュな味と香りで果汁が濃くてちょっと甘く、アルコール度数が高いワインが安くて人気ですね。

しかし、ワインはそれだけではありません。甘くなくドライで繊細な香り、スッキリとした心地よい酸味も感じられるブドウジュースとは別のお酒になっているものもあります。

はい、今月はそれを用意しました。

へー試しに飲んでみようかな?という方、ブルゴーニュのピノがお好きな方ぜひどうぞ。冷涼なアルプスの麓で作られたワインです。ちょいとバラっぽい香りやスパイスのニュアンスのするバルベーラというブドウから作られています。

さらにボルドーの赤。ジロンド川右岸のメルロー主体です。名門シャトーのセカンドワインでグレートヴィンテージ2010年です。アルコール度数14.5%でコクのあるフルボディ。正直美味しいです。

ではみなさんのご予約お待ちしております。

店主

【2月のおすすめ】こだわりコスパ白

  
2月のおすすめの白ワインです。とてもリーズナブルなこだわりの白ワインです。

どちらもBIOワイン(有機栽培)で一つは北イタリア、もう一つは中部イタリアです。

北イタリアは銘醸地ピエモンテから人気のスッキリ系高級白ワインのロエロアルネイスです。

フランスのブルゴーニュに引けを取らない綺麗な酸とミネラル感を味わえます。(もちろんブルの2/3ぐらいのお値段で)

中部イタリアは、シニアソムリエの店主がお気に入りの土着のブドウ品種、ペコリーノから作られる濃厚なアロマとトロッとした舌触りの厚みのある白ワインです。ワイン評価誌で特急畑と同等とも言われるほど管理の行き届いた畑で作られており品質は申し分ありません。(でもお手頃価格なんです)

ちょっといいワインがリーズナブルに飲めますよ。

みなさんのご予約お待ちしております。

店主