【8月のおすすめ】コクうまトマトのカッペリーニ
シンプルですが「絶対美味」の領域です。
コクうまトマトは久松農園から夏場に1度か2度だけ出荷されるイタリアのサンマルツァーノタイプのトマトです。
このトマトは本来缶詰のトマトの水煮の原料になるものです。皮が厚くて赤色が濃く、味がしっかりと濃いトマトで加熱調理向きとされています。
しかし、せっかく採れたて新鮮なものが届くので皮を剥いてザク切りにし、ニンニクの香りを移したたっぷりのオリーブオイルにバジルと一緒に放り込んでざっと火を通してフレッシュ感を残してシンプルに仕上げます。うーん、トマトの濃厚な果肉のゴロゴロ感がたまらん。
塩とコショウだけで味を整えただけで、このトマトソースとしての過不足ない味わい。
水煮のトマトでもなく、普通のフレッシュトマトでもない、もちろん甘さ勝負のフルーツトマトでもこの味は出ない。年に一度のトマトソース。味合わずしてトマトソース語るべからず(笑)
8月は特殊な月なのでその時手に入る食材で色んな料理をちょこっとずつしか仕込んでないので、ブログで食べたいものがあればご予約の際に確認してみてください。
みなさんのご予約お待ちしております。
店主
【8月のおすすめ】スモモと生ハムのカッペリーニ

みなさんこんにちは。8月のおすすめのスモモと生ハムの冷たいカッペリーニです。
写真では「貴陽」という甘み酸味とも強く濃厚なスモモと「ソルダム」という甘みと少しシャリっとした食感のスモモの2種類を使っています。
スモモは追熟できる果物で甘みと酸味と果肉の食感が絶えず変化します。冷たいカッペリーニに合う追熟の状態を見極めてお出ししていますのでない場合もあります。またスモモは品種が入れ替わりながら7月と8月ぐらいが出荷のピークなので本当に今だけのメニューです。
味はカッペリーニの歯応えとツルツルとした喉越しにぴったりの心地よい酸味と甘み。そこに生ハムのこなれた塩味が加わり絶妙な味わいです。
その日のインスピレーションでバジルやチャービル、ディルなどの優しい香りのハーブをちらします。
すっきり系の白やスプマンテと一緒に夏の暑さを忘れに来てください。
店主
【7月のおすすめ】賀茂茄子のステーキ
皆さんは賀茂茄子ご存知ですか?京都で伝統的に作られてきた京野菜のひとつですね。
丸茄子の代表選手とも言える存在で、ソフトボールの球として使えるであろう大きさと丸さです。(まあその場合バットは赤長茄子かな?)
果肉が緻密で詰まっていて歯切れがとても良いのです。
今回は茨城の久松農園から送ってもらいました。分厚く切ってフライパンで焼いたステーキ。茄子なので油との相性は抜群ですが、普通の茄子や米茄子よりも油を吸わないのでヘルシーでいてシャクっとした食感に仕上げられます。
塩胡椒でも美味しいですが、ピッツアイオーラソースやゴルゴンゾーラソースなどをかけてグラタン仕立てにしても美味しいです。
写真は和牛のボロネーゼにモッツァレラチーズを乗せてグラタン仕立てにしたもの。
しっかり味のソースにも負けない茄子の力強い味わいまさに「エロうま」です。この暑い時期に軽く冷やしたさっばりとした赤ワインとの相性はバツグンですよ。
毎週数量限定入荷につきお見逃しなく。
店主









